こんにちは、前田裕幸です。カーニバル・ドリームのご紹介です。

カーニバル・ドリームは、アメリカ・マイアミを本拠地とするカーニバル・クルーズ・ラインによって運行されている旅客定員3,646名、全客室数1,823室を誇る大型のクルーズ客船です。

イタリアのフィンカンティエリ社によって2006年に起工し、2008年10月24日に進水。2009年9月21日に地中海に向けて処女航海を果たして以降、現在に至るまでカリブ海を中心に快適な船旅を提供しています。

客室のうち1,145室がアウトサイドキャビン、そのうち887室にバルコニーが設置されるなど豪華な作りとなっており、リド・デッキに備えられたLEDスクリーンを活用し、北米のクルーズ船としては珍しくレーザー光線を使用したショーを展開し、一般庶民のみならず多くのセレブからの支持を集めています。

カーニバル・ドリームの象徴となっているのが、クジラをかたどって作られた特徴的な煙突です。これはカーニバル・クルーズ・ラインにおける全ての船体に共通した特徴ですが、カーニバル・ドリームの場合には白を基調とした大きな船体に赤と青で色付けられたT字型の煙突が搭載されているということもあり、遠くから眺めても一目でそれがカーニバル・ドリームであることを認識できるデザインに仕上げられています。

ファンネルと呼ばれることもある船の煙突は、かつては船を稼働させるために使用した燃料の煙を逃がすための設備として船に欠かすことが出来ませんでした。

最近になって造られた客船においてはエンジン化が進んでおり、煙突が本来の役目を果たす機会は極めて少なくなっていますが、各社がトレードマークとして煙突を利用する流れは現在にも引き継がれています。

クジラ型の煙突はカーニバル・ドリームにとっての名刺とも言える存在であり、ブランドの価値を示すために必要不可欠なパーツとなっているのです。

カーニバル・ドリームが備える特徴的な煙突の近くには、その遊び心あふれるデザインを裏切らぬ設備が豊富に備えられています。

煙突のすぐ近くには既にご紹介したLEDスクリーンのほか、大きなウォータースライダー付きのプールやバスケットボールコートが設置され、晴れた日には大人から子供まで多くの乗客が歓声を上げて楽しんでいます。

巨大な船体を移動している最中には、どのエリアにどんな設備があるのかを認識しにくくなってしまうことがありますが、カーニバル・ドリームの特徴的な煙突は時に乗客の道しるべとしても機能し、旅の利便性を向上させるためにも役立っているのです。